NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
現在、社会保障審議会地域福祉審議会では今年度で地域福祉計画の実行期間が終了するため、新たな地域福祉計画を策定するために審議を行っています。
それに伴い、市民の意識調査を行っているのですが、先日速報が出てきました。
それによるとボランティア活動に関してはかなり残念な結果となっています。
必要と感じるボランティア活動を当項目があるのですが、
防犯対策につながる安全確認や災害対策につながる避難支援などに関しては2割以上の方々が必要性を感じているのに対して、身体的な介護については1割を超えるのがやっと、手話や点字などのコミュニケーション支援に関しては3%しか必要だと思っていないという結果でした。
障害者の現状を知らないということもあるのでしょうが、他人のことには関心ないという社会的な問題も進んでいるように思います。
一人ひとりが助け合うことが自然な社会にしていかないと、私たちの暮らしを守ることは難しくなっていくのではないでしょうか。
私たち自身も支援を受けるだけでなく、支援を行えるような工夫が必要となってくるように思います。
7月3日(日)に中央公民館で連盟の第10回定期大会が行われました。
梅雨が明けたかのような暑さの中、集まっていただいたのはいつもより少なめでした。冷房が十分に効いていたので室内は割と快適でしたが。
来賓は中野衆議院議員を始め、議員が県議会、市議会含めて9名、行政関係者が3名でした。4月に施行された障害者差別解消法を意識したあいさつが目立ち、また手話言語条例の策定の話も出ていました。
議事はスムーズに進み、記念講演に入りました。
今回は社会福祉法人あまーちから施設庁の加山吉恵さんにお越しいただき、あまーちの紹介から始まって社会福祉法人を目指すようになったきっかけ、今後の課題などをお話いただきました。
何よりも勇気つけられたのは「夢を持てば実現できる」とのことば。
夢を夢の間まで終わらせないためには自ら取り組むこと、実現のための努力をすること、みんなで知恵を出し合うことなどを気づかせてくれる内容でした。
誰かがなんとかしてくれるという他人本願の願いでは何も実現しません。
まず、お互いに夢を話し合い、それぞれが役割分担して取り組むことでなんと借りそうな気がします。
今回の大会で役員が入れ替わりました。
堀口氏が勇退し、新理事長に岡崎正樹氏が就任しました。
新体制で頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
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