NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
大阪駅前北側にかねてからビルの建設が進められていましたが、連休前に完成し、オープンしました。グランフロント大阪というそうです。
名前には大阪の新しい玄関口にふさわしい「世界に開かれた最前線のまちであり続けたい」という思いがこめられているとのことですが、大きなビルがどーんと構えているのは圧倒されます。昔は大阪駅から淀川方面が見えたものですが、これで南北とも高層ビルで挟まれる形になってしまいました。
連休中はすごい人出で行列を作っておりました。
それはともかく、グランフロント大阪北館4階にあるナレッジキャピタルのなかには積水ハウスのショールーム「SUMUFUMULAB」があるのですが、その中で土日を中心に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントが行われるそうです。
これは真っ暗闇の家の中で視覚以外の感覚を使って70分過ごしてみるというものです。PRには「対話(ダイアログ)とは、人との対話であり、気配との対話であり、自分との対話であります。視覚に頼らず様々な感覚で”くらし”を体感。今まで気がつかなかった住むことの大切さがはっきりと見えてくるはずです」とあります。
単に視覚障害の状況を体験するのではなく、当たり前と思っていることのありがたさや人との助け合いを改めて考える、そういう狙いを持っているようです。東京で始まったこのイベント、かなり評判が良く、9割以上の方が良かったと言っています。
私たちも一度体験してみる傍ら、こういうイベントを通して障害者への理解を広め、また助け合って生きていくことを考えてみるのもいいかもしれません。
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