NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
去る1月27日にバリアフリー映画会を開催しました。
タイトルは「天国からのエール」。
実話を元にした映画ということでしたが、泣けること。
終わったあと、参加された方の顔を拝見すると多くの方が泣いていたようです。
あきらめない、ということは大事ですね。
障害者も含めた誰もが住みやすい社会にするという夢を私たちは持っていますが、あきらめないで少しずつ環境を整えていくこと。一朝一夕で出来るものじゃないのだから、ということでこれからも頑張っていきたいと思います。
さて、当日は会場がほぼ満員になるぐらい来てくださいました。
普段お顔を見かけない方もたくさん来られていて、こういうイベントって大事なんだなあと。逆に言えば障害者が文化を楽しむのにはいろいろな制約があると言うことですね。
実際、映画の前に各障害の方に映画を見るにあたってどのような支障があるのかを伺ったところ、次のようなものでした。
・肢体障害者は車いすで行けるところが少なすぎる。
・視力障害者は音声ガイド付きの映画が付いている上映が少なすぎる。
・聴覚障害者は邦画には字幕が付いていることがほとんど無く、付いていたとしても2,3日のみの限定上映でしかない。
文化に触れるということは精神衛生上、必要なことです。いまでしたら技術の発達も加わって、バリアのレベルがどんどん下がっていますから、映画鑑賞をバリアフリーにすることはやれないことは無いと思うのですが、まだまだ増えていませんね。近い将来、誰もが自由に楽しめるようになれればいいですね。
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