NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
朝日新聞の記事にひどいものを見つけました。盲導犬を虐待したというものです。ユーザーは犬が何も反応しないため、言われるまで気づかなかったようです。こういうことはやめてほしいものですね。
以下、8月1日朝刊の「声」欄より引用です。
会社員 荒川隆(埼玉県 50)
うちの娘と一緒に働いている全盲の方の愛犬が、お尻をフォークのようなもので刺されました。
この犬は、盲導犬として毎日、ご主人のために働いています。いつものように、ご主人とともに職場に入ってきた時、何かお尻に赤いものがついていると周りの人が気づいたそうです。そして、盲導犬の服をめくると……腰からお尻が血だらけだったとか。
盲導犬は何があってもほえないように訓練されています。それをいいことに虐待する人がいるらしいのです。犬の身体に落書きしたり、わざと尻尾を踏みつけたり。盲目の方が気づかないでいるのも楽しんでいるらしいのです。
警察に被害届を出したそうですが、どこで刺されたか分からないので犯人逮捕は無理のようです。ご主人は、自分が気づいてあげられなかったと悔し涙を流したそうです。
全盲の方の苦労を知り、盲導犬に愛護と尊敬の念を持ってもらいたい。深くそう思います。
そして、こんなことをしたあなた。これは、いたずらでは済まされないことですよ。反省してください。
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