NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
先日、有限会社のぞみを今後どのようにしていくか、障害福祉課と意見交換を行いました。
尼崎市としては財政難の折、新規事業として補助金を出すことはできない状態であり、当初の目的通りモデル作業所としての運営を頑張って続けて欲しいということはできないとのことでした。
連盟としては補助金が打ち切られて経営ができなくなった時点で、廃業するという手段もあったはずなのですが、そのときの経過がどうであれ、今に至っている状態を投げ出すことはできない状態になっています。
介護事業所として出している利益も、作業所にすべて吸い取られ、職員やヘルパーへの賃金としての還元もできない状態になっています。ということは連盟に利益を還元することもできないわけです。
作業所単独の赤字は年間200万円に上ります。
連盟としては将来的にこの会社をどうするか議論を続けなければなりませんが、いずれにしても作業所の収益をなんとかするために現在の場所からの移転は避けられなくなるのは必至です。
といいますのも施設を尼崎市から無償で借りているためにこれ以上の支援を受けることができないためです。障害者総合支援法に基づく地域活動センターへの移行を実施するにしても、現在の場所からの移転が条件になります。
皆さんの知恵をお貸しください。
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