NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
最近、鉄道のホームからの転落が多くなっているようです。
障害者が転落する危険性は昔から指摘されていたのになかなか改善されませんでしたが、最近は東日本を中心に整備されるようになってきました。
ただ、西日本では大手私鉄が平成25年秋の時点で全く設置しておらず、思い浮かぶのは大阪市地下鉄のニュートラムくらいのもの。あとは新幹線の新神戸駅でしょうか。
どうしてこうなるのかというと、コストの問題もありますが、一番大きな原因は電車の形状が同じ会社でも一致していないことがあるからだそうです。
特にJRでは電車の種類ごとに乗降位置が違います。東海道線の通勤電車、快速電車、新快速、特急電車、本当に様々です。
そんな中で最近、JR西日本が桜島駅での試験に取り組んでいます。
コストをできるだけ落とすことと、いろいろな種類に対応できるようにするためにロープが上下するタイプのものになるようです。
ドア式のものでなくてもこれで本当に大丈夫なのか、という心配はあるのですが、少なくとも以前よりはよくなっているのは確かですから、経過を見守りたいと思います。
さて、いよいよ年末です。
来年は障害者の権利条約批准に合わせていろいろな動きが活発になると思います。今よりもずっと良い状況になるといいですね。
皆様も良いお年をお迎えください。
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