NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
現在、尼崎市では障害福祉にかかる費用を抑えるために障害福祉サービスのガイドラインを策定しようとしています。
たとえば、お隣の西宮市などでは、経費は尼崎市の半分以下に抑えているそうです。それを市議会でもつつかれ、財政当局からもつつかれ、やっと思い腰を上げたという感じです。
障害福祉サービスにかかる経費は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1をそれぞれ負担することになっていますが、尼崎市では持ち出し分が多いとのこと。というのも、国や県には負担するべき費用の計算基準があって、それに基づき負担しているのに対して、尼崎市は基準を超える支給量を認定しているために持ち出しが大きくなっているということでした。
身障連では財政難にあえぐ尼崎市に協力せざるを得ないということでガイドラインを作る作業に役員を派遣しています。ただ、それをもって福祉の後退とならないように全力を尽くすつもりです。
しかし、尼崎市がまとめてきた資料は、尼崎市が他市と比べてどれだけを支出しているかを示す資料ばかりで、適正な金額に抑えようとするのではなく、全体の金額を抑えようとしているとしか思えないものでした。
西宮市をはじめ、姫路市などの中核市はすでに支給量算定のためのガイドラインを定めており、原則としてその支給量を超えないように運用していると聞いています。その内容はかなり厳しいものです。
尼崎市は26年度の早い時期に制定してしまいたいようなので、身障連としては適時皆様に情報を提供できるようにしていきたいと思います。
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