NPO法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会のブログです。当連盟に関する様々な情報を提供します。
だいぶ前の話になりますが、9月11日に連盟で障害者の外出に関する意見交換会を行いました。
参加者は障害者、介護事業所、行政、ヘルパーなどのいろんな立場が集まって73名でした。
そもそも、介護保険を利用し始めた前理事長の体験から問題提起されたテーマなのですが、障害者が介護保険を利用するにあたって様々な問題点が指摘されました。
まず一番大きいのが支給量および対象範囲の問題。障害福祉サービスに比べて介護保険サービスの支給量は少なく、しかも自己負担額が上がります。また、病院での待ち時間が介護保険、障害福祉とともに算定されないため、病院の中での介護が受けにくい問題、事業者はサービスのために付き添わざるを得ない状況、さらに移動中も介護が必要であるのにかかわらず、算定できないという不合理な制度になっているなど。
こういう問題がいろんな立場からたくさん報告され、問題の大きさを浮き彫りにしていました。
問題を少なくするためには制度に関しての広報、勉強をしっかりしていく必要性も提起され、制度上の問題を改めていくために連盟としては今後も重ねて企画を行っていくことになりました。
若いからと問題を先送りにするのではなく、利用されている方もあきらめるのではなく、想像力を働かせながら問題がどこにあるのかを見極めていく必要がありそうです。
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